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外反母趾の人はなぜ巻き爪になりやすい?親指と爪にかかる力の関係

外反母趾がある方の中には、親指の付け根だけでなく、次のような爪のお悩みを抱えている方も少なくありません。

外反母趾

 

☑️ 親指の爪が以前より丸くなってきた

☑️ 爪の片側だけが皮膚に当たる

☑️ 靴を履くと爪の横が痛い

☑️ 爪を短く切っても、すぐに食い込む

☑️ 外反母趾が目立つ側だけ巻き爪になっている

 

外反母趾と巻き爪は、まったく別の問題に見えるかもしれません。

しかし、どちらも親指に起こることが多く、親指の向き、歩くときの踏み方、靴の中で受ける圧力を通じて関係する場合があります。

今回は、外反母趾そのものの詳しい説明ではなく、外反母趾によって親指の使われ方が変わると、なぜ爪まで巻きやすくなるのかを詳しく解説します。

 

外反母趾があるだけで、必ず巻き爪になるわけではありません

最初に知っておきたいのは、外反母趾がある方全員に巻き爪が起こるわけではないということです。巻き爪には、次のような複数の要素が関係します。

  • つま先の狭い靴による圧迫

  • 爪の切り方

  • 親指の使い方

  • 歩き方

  • 爪の厚さや形

  • 足の変形

  • 長時間の立ち仕事や歩行

日本皮膚科学会も、巻き爪は足の親指に起こることが多く、つま先が窮屈な履物などによって爪が横から慢性的に圧迫されると、巻き具合が強くなることがあると説明しています。

外反母趾も、つま先が狭い靴や高さのある靴による親指への圧迫と関係します。日本整形外科学会では、外反母趾は親指が第2趾側へ曲がり、つけ根が内側へ突出する状態であり、幅の狭い靴や先の細い靴が大きな要因になると説明しています。

つまり、外反母趾と巻き爪には、靴による圧迫という共通する背景があるのです。

 

外反母趾になると親指の向きが変わる

巻き爪の原因

外反母趾では、親指が第2趾側(人先指側)へ傾きます。

親指がまっすぐ前を向いている場合、歩くときの力は比較的均等に親指へ加わります。しかし親指が斜めを向くと、靴や隣の指から受ける力にも偏りが生まれます。

たとえば、次のような状態です。

  • 親指の外側が第2趾(人先指)に押される

  • 親指の内側が靴へ当たりやすくなる

  • 爪の片側だけに圧力が集中する

  • 親指が靴の中でねじれた状態になる

爪は親指の上にあるため、親指の向きが変われば、爪が靴や周囲の皮膚から受ける力の方向も変わります。この状態が長く続くと、爪の左右へ均等に力がかからず、片側または両側が内側へ巻き込みやすくなる可能性があります。

 

ポイントは「横から押される力」です

巻き爪について考えるとき、多くの方は爪を上から見ます。

しかし、確認していただきたいのは、爪が横からどのような力を受けているかです。

外反母趾があると、親指は次の方向から押されやすくなります。

第2趾(人差し指)から押される

親指が第2趾側(人差し指側)へ曲がることで、親指と第2趾(人差し指)が接触しやすくなります。親指の爪や爪の周囲が横方向から押されることもあります。

靴の内側から押される

外反母趾では親指のつけ根が内側へ突出します。その状態で幅の合わない靴を履くと、親指全体が靴の中で圧迫されやすくなります。

靴の先端へ当たる

靴が小さい場合だけでなく、大きすぎる場合も注意が必要です。靴の中で足が前へ滑ると、親指や爪が靴の先端へ繰り返し当たることがあります。

巻き爪は、爪が横から慢性的に圧迫されることによって強くなる場合があります。外反母趾がある方は、親指の向きが変わっている分、通常よりも横方向の圧力を受けやすいと考えられます。

 

外反母趾で親指を使わなくなることも関係します

巻き爪・正しい歩き方

歩くとき、親指には地面を押して前へ進む役割があります。

しかし外反母趾があると、親指の付け根や靴との接触が気になり、無意識に親指を避けて歩くことがあります。

その結果、次のような歩き方になりやすくなります。

  • 足の外側へ体重を逃がす

  • 親指以外の指で地面を蹴る

  • 親指が十分に地面へ接しない

  • 歩幅が狭くなる

  • 親指を浮かせるように歩く

外反母趾では、歩行時の荷重や足の使い方に変化がみられることが、複数の研究で検討されています。親指を十分に使わない歩き方が続くと、爪が地面側から受ける力と、靴から横方向に受ける力とのバランスが崩れます。

ただし、親指を使わないことだけで巻き爪が起こると断定することはできません。外反母趾、靴、爪の形、爪の切り方などが重なった結果として、巻き爪につながる場合があると考えるのが適切です。

 

外反母趾の方が深爪を繰り返しやすい理由

外反母趾がある方は、靴に爪が当たる不快感を減らすために、爪を短く切りすぎることがあります。また、爪の角が皮膚に当たると、その部分だけを斜めに切り落としたくなるものです。

 

しかし、次のような切り方を繰り返すと、爪の端が皮膚へ入り込みやすくなります。

  • 爪の白い部分をすべて切る

  • 両端を深く切り込む

  • 痛い部分だけ斜めに切る

  • 爪を丸い形に切る

  • 爪の角を自分で掘る

日本皮膚科学会も、足の親指に起こる爪の食い込みには、不適切な爪の切り方が関係することが多いと説明しています。外反母趾による圧迫に深爪が重なると、爪が伸びるたびに皮膚へ入り込み、痛みを繰り返す可能性があります。

 

外反母趾による痛みと巻き爪による痛みの違い

外反母趾と巻き爪が両方ある場合、どちらから痛みが出ているのか分かりにくいことがあります。

次の場所を確認してみてください。

親指の付け根が痛い

親指の付け根にある出っ張りが靴へ当たる場合は、外反母趾による負担が関係している可能性があります。

爪の横を押すと痛い

爪の端や爪の横の皮膚を押したときに痛む場合は、爪の食い込みが関係している可能性があります。

靴を履いたときに爪先が痛い

靴を脱いでいると平気でも、靴を履くと爪の端が痛む場合は、靴からの圧迫と巻き爪の両方を確認する必要があります。

爪の横が赤い・腫れている

爪が皮膚へ食い込み、周囲へ負担が加わっている可能性があります。赤み、腫れ、出血、液体が出る状態がある場合は、無理に爪を切ったり触ったりせず、皮膚科などへ相談してください。

 

外反母趾がある方に確認してほしい巻き爪のサイン

外反母趾

次の項目に当てはまる場合は、外反母趾だけでなく爪の状態も確認することをおすすめします。

  • 親指の爪が以前より丸くなった

  • 爪の片側だけが深く入り込んでいる

  • 爪を正面から見ると「の」の字や筒状に近い

  • 爪の端を押すと痛い

  • 靴を履くと爪の横が痛む

  • 親指と第2趾が重なっている

  • 爪の角を頻繁に切っている

  • 痛みを避けて親指を使わずに歩いている

  • 外反母趾が目立つ側だけ爪も巻いている

強い痛みが出てから対応するよりも、爪の形が変わり始めた段階で確認する方が、日常生活への負担を抑えやすくなります。

 

外反母趾を整えれば、巻き爪も自然に戻る?

外反母趾と巻き爪には関係する要素がありますが、外反母趾への対策だけで、すでに巻いている爪が自然に平らへ戻るとは限りません。

靴や歩き方を見直しても、爪そのものが強く巻いている場合は、爪の形に対する対応が必要になることがあります。

特に次のような方は、巻き爪の状態を個別に確認することが大切です。

  • 爪の端が皮膚へ深く入り込んでいる

  • 靴を履くたびに痛む

  • 爪を切るたびに痛みを繰り返す

  • 爪が厚く、強く丸まっている

  • 親指をかばって歩いている

外反母趾が背景にあったとしても、現在の日常生活を妨げている原因が巻き爪であれば、まず爪への負担を減らすことが必要です。

 

八潮巻き爪ケアセンターの巻き爪矯正

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八潮巻き爪ケアセンター(ひまわり中央整骨院)では、外反母趾そのものへの対応を目的とするのではなく、外反母趾に伴って起こりやすい巻き爪を確認し、爪の形に合わせた巻き爪矯正を行っています。

巻き爪の状態を確認する際は、爪だけを見るのではなく、次の点も確認します。

  • 親指がどの方向へ曲がっているか

  • 爪のどちら側が食い込んでいるか

  • 靴の中で親指が圧迫されていないか

  • 爪の切り方に問題がないか

  • 親指を避けるように歩いていないか

外反母趾がある方の場合は、爪を整えるだけでなく、爪に再び負担が集中しないよう、靴や爪の切り方について確認することも大切です。

 

このような方は一度ご相談ください

  • 外反母趾と巻き爪の両方が気になる

  • 親指の付け根ではなく、爪の横が痛い

  • 靴を履くと爪が食い込む

  • 爪を切っても痛みを繰り返す

  • 自分の痛みが外反母趾と巻き爪のどちらによるものか分からない

  • 八潮市で巻き爪矯正を受けられる場所を探している

外反母趾がある方は、親指の曲がりだけでなく、爪の形や爪の周囲も一緒に確認してみてください。

 

まとめ|外反母趾では「親指の曲がり」だけでなく爪にかかる力も確認しましょう

外反母趾と巻き爪には、次のような共通点や関係があります。

  • 親指の向きが変わり、爪への圧力が偏る

  • 第2趾や靴から横方向に押されやすくなる

  • 親指を避ける歩き方になりやすい

  • 靴に当たる爪を深く切りすぎる

  • 外反母趾と巻き爪に共通して、窮屈な靴が影響する場合がある

外反母趾があるから必ず巻き爪になるわけではありません。

しかし、親指の向きや使い方が変わることで、爪に不自然な力が加わり、巻き爪につながる可能性はあります。

八潮市で外反母趾があり、親指の爪にも痛みや食い込みを感じている方は、外反母趾だけの問題と決めつけず、巻き爪の状態も一度確認することが大切です。

八潮巻き爪ケアセンター(ひまわり中央整骨院)では、外反母趾に伴って起こった巻き爪についても、爪の状態や靴から受ける圧力を確認しながら巻き爪矯正をご案内しています。

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